教育学部入試国語での試験時間ミス

2月20日の、ねとらぼのYahoo! Japan配信記事によると、19日の教育学部国語入試で、1教室だけ試験時間を10分長くしてしまったミスが発生したそうです。

個人的には、院生の試験監督をできるかぎり多く動員したり、先生方と事務の方ももちろん参加の上で、当日の試験会場運営について事前の打ち合わせと予行演習をより綿密に行う必要があるのではないかと思います。

もちろん当日の実際の状況と何が根本原因かをリアルに知ることはできませんが、もしかしたら、受験生も試験監督側も「気付いていても言いづらい状況」になってしまっていたのかもしれません。ただ、国語の試験時間が「100分」ということはありませんので、それを試験監督に指摘することはむしろ良いことで、遠慮する必要は全くない事項ではあります。実際に指摘するのは難しかったとしても、90分になった時点で筆記用具を置き、それ以上何も書かないというのが良い対応だと思います。

受験生の方々は、必死で勉強され、大きな緊張とプレッシャーのもと、人生を賭して早稲田の受験に臨まれるので、その真剣さと熱意に対して釣り合いの取れた対応が求められます。

本講座の存在理由(再)

大手予備校の中で、最も優れた早大入試対策を提供してくださるのは代々木ゼミナールだと思います。私も代ゼミサテライン予備校の授業を受けて、早稲田に合格することができました。代ゼミの授業は本当に楽しくて質も高く、大いにモチベーションも上がりました。早稲田大学に入ってからも、代ゼミの授業を受けておいたおかげで、レベルの高い講義にもしっかりついていけるだけの基礎が身についていたのだと実感する機会が何度もありました。

ですが、今現在茨城県の代ゼミサテライン予備校は、県央に2校のみのようです。また、以前は柏にあった代ゼミが今はもうないというのはご存じの方も多いと思います。千葉県内に対面授業の代ゼミ校舎もないようです。このような状況下で、私が代ゼミを通じて知った「予備校の授業の楽しさ」を、「予備校的な授業の楽しさ」として茨城県の私が住んでいる地域とその周辺の高校生・高卒生の方々にお伝えしていきたいです(この点は私が早稲田で授業を担当させていただいた時にも心掛けていました)。

もう一点あるのは、「精神面でのサポート」の問題で、この重要性についてはすでに何度か述べてきました。対面授業の校舎であれ映像授業の校舎であれ、早大受験についての質問や相談に応じてくださる先生とスタッフの存在は必須であり、その役割は早大出身の方が担うのが最適だと考えます。代ゼミには、早大ご出身でなくとも早大受験対策のエキスパートである先生が何人もおられましたが、やはり「早大出身」の先生の授業やスタッフの方からのサポートも欠くことのできないものです。本講座ではこの点もしっかりケアしていくつもりであり、実際にそうすることが可能です。

明日20日は、私も講義を担当させていただいていた政経学部の入試です。政経はやはり早稲田の「看板」ですし、やはりちょっと「違い」ます。個性と実力、基礎力と応用力を兼ね備えた優秀な方が多かったという印象です。政経学部受験生、特に地方からの受験生の方々には、明日はスタイリッシュに泥臭く頑張っていただきたいです。

早大入試日程について思うこと

12日より、一連の早大入試日程が本格的に開始されました。明日15日が法学部の入試になりますが、私が受験した時を含め、以前は21日が法学部の入試日でした。政治経済学部入試は、試験の形式自体は大幅に変わったものの、20日に実施というのは変わらずです(個人的に関係が深いこの2つの学部について語ることがどうしても多くなっていますが、もちろん早稲田大学のすべての学部・学科の入試に関心があります)。

つまり以前は、政経学部と法学部の入試が連続していたわけです。そして、私もかつてその日程での受験に臨んだ経験があります。両方に合格するようなケースもあれば、どちらか一方に合格というケースも少なくないと思います(私は後者です)。

「総合問題」になる以前の政経入試は、受験難易度の高さの割には一見与しやすいように見えても、実は非常に高いレベルの知識が要求され、かつ合格に必要な「得点率」も他学部より高いというものでした。法学部は、私が受験した時から英語は超長文で、国語は現代文が極めて難しく、漢文まであるというのは変わらずで、英語の文法問題と英作文は難化しています。

今現在、政経学部入試と法学部入試が連続することはもはやなく、政経学部に至っては、20日は総合問題「1科目」だけです。それでもなお、この2学部を筆頭に、早稲田の入試問題を読み解き正答するのは、相当に骨の折れる営為であり、偏差値70を優に超える受験生であっても、スラスラ解いて労せずに合格できるようなヤワな試験ではありません。

地方からの早大受験生の方々は、全統模試で上位になったり、そこで良い判定が出たことや、地元の静かな環境で過去問を解いたらすごく正答率が高かったといった経験をお持ちかもしれません。しかし、早稲田の本番の入試は「未体験の領域」になることは間違いなく、そのことは覚悟しておかなくてはなりません。

地方から早稲田を受験される方一般に向けてとにかく伝えたい(もちろん受講生の方には特別に精神面の強化策・フォロー策を講じます)のは、大学の建物の大きさと多さ、大学周辺の交通機関の混雑と人の多さ(物見遊山的な人や良からぬ意図を持った人もいます)とが醸し出すあの入試当日の「特異な(異様な)雰囲気」に呑まれず、どこまでも「平常心」で、ご自身がこれまでの人生で習得してきたことすべてを出しきってきていただきたい、ということです。

スポーツ科学部の「小論文」

早稲田大学スポーツ科学部の「小論文」の問題がすごくユニークというのをご存知の方も少なくないと思います。とりわけ、「じゃんけんに新しい選択肢を加える」という問題は、大学受験と小論文の「界隈」を少なからずざわつかせたことが容易に推察できます。

ここ最近でも、「二足歩行と四足歩行の世界記録」についての問題(2022年一般)や、「スポーツについて7対3の割合を示した図」についての問題(2021年一般)、「一行問題」(2022年自己推薦、2020年一般)など、いずれもユニークなものばかりです。

本講座はもちろん「今年もどのような問題が出題されるのか興味深い」では済まさずに、あくまで受験生目線で、一見捉えどころのないスポーツ科学部の小論文にどう対応するのが最適かを、受講者と講師とで徹底的に考え抜く対策を行います。もちろんここでは具体的な方法までは書けませんが、「早稲田の内側からの視点」と「採点者側の視点」(ともに≠「内部情報」)をともに持ち合わせている私だからこそできる独自の方法で、スポーツ科学部小論文に挑まれる受験生の最善の後押しとなるつもりです。

本講座の直前講習の集中型受講は、4回(4コマ)から承ります。4回すべて小論文(あるいは総合問題)の受講でも可です。最短で、初回面談即日受講で、その日を含めた2日で4回実施という形も取りえます。

入試の本当に直前には、何に手を付けて良いのかがわからなくなるという場合は少なからずあります。また、不安を解消しようと、この時期に難しすぎる内容や、あまりに負担の大きいやり方で無理な勉強をすれば、むしろ入試に臨む上で逆効果となることがあります。そういった事態を回避する上でも、また授業の中身・質の面でも、効果的な対策としてこの直前の時期にぜひこの早大受験講座を活用していただきたいです。

2/23のスポーツ科学部入試小論文が、一連の早大入試の大トリを飾ります。その23日までは「23年度直前講習」として、そのスポーツ科学部小論文と20日の政経学部「総合問題」対策の二枚看板で(「試験日前日」の受講は承れませんが)、私の方も最後まで諦めず受講生を募集します。もちろん、早大入試の基本である英語・国語での受講も大歓迎です(総合問題・小論文と英・国の組み合わせも可能です)。

「現代文」と「小論文」

「現代文」と「小論文」―同じ「日本語」でありながらこの二つは似て非なるものです。この2つの違いについてはすでに非常に多くのことが語られてきていますが、あえて今回語ろうと思うのは、早稲田と慶應の違いを象徴的に示していると感じられるためです(早慶の比較については改めて詳しく論じます)。

「現代文」は、現代日本語で書かれた文章の読解です。早稲田大学の『国語』は、特に「現代文」が非常に難しく、なかでも法学部が最高難易度であることは比較的よく知られていると思います。早稲田の場合、高校科目である『国語』という枠はきちんと堅持していますが、文章自体と設問(特に選択肢の判別)の難易度は、平均的な『国語』の評論文のそれを大幅に上回るものであることには注意する必要があります。

他方「小論文」では、与えられた課題・論題につき自分の考え・立場・主張を、具体的な根拠に基づき説得的に論じることが求められます。先日述べたTOEFLⓇの「Independent Writing」(通常のライティング)も、これと同じフォーマットで解答するものです。個人的に小論文は、大学でいうところのレポートや論述試験に近い性格のものだと思います。ただ、大学入試の小論文は、大学で特定の科目を受けている一環として、その習熟度を測るというものではないので、入試までに受験者が自分自身で可能な限り時事問題や専門分野の知識を蓄えておく必要があります。慶應は、やはり「先取り」ということなのかなと思います。

両者に共通するのは、「要約」を求められることがある点です。当講座でも、現代文にせよ小論文にせよ、「文章の要約」技法習得を日本語読解の到達点の一つとして位置づけ、重視していきます。

小論文というとやはり私大では慶應が有名ですが、早稲田ではかつて、第一文学部で小論文が課されていました。スポーツ科学部の「小論文」は、2025年度入試より「総合問題」となります。

大学に入れば、高校までと違って、また『英語』とも違って、もう『国語』の授業は基本的にない(「文章の書き方」の授業や、国語国文科は別として)ので、レポートや論述試験、ゼミ発表や卒論、先生方とのメールでのやり取りや就活を通して、「自分に合った、自分だけの、伝わる日本語」を磨いていく必要があります。

早稲田の『Tutorial English』

早稲田大学の特色ある授業の一つに、『Tutorial English』があります。私が法学部生だった時の記憶で書きますが、早稲田実業の跡地を活用した施設で実施される、先生(チューター)お一人に対して、学生が2~3人の英語会話の授業です。半期週2コマの必修で、授業後のフォローアップとしてweb上での簡単な短い課題もあり、ライティング力もつきます。

語学必修の英語とはまた別の授業です。個人的に受ける前の当初はあまり乗り気ではなかったですが、今の私の英語力、特に会話力の礎を作ってくださったのは間違いなく、今思うとすごく受けて良かった授業です。私のような地方出身で、一定以上の期間の公式な留学経験がなく入学した学生でも、英語での会話への抵抗がかなり少なくなりました。

また、語学の英語の授業でも、Tutorial Englishと合わせて、ディクテーションやエッセイを書いたり、新聞英語に触れたり、ここでも英語での会話やライティングもあったりしました。特にディクテーションがきつかったですが、これもすごくためになりました。

早大入試では、TOEFLⓇが利用な学部が4学部ありますが、私のように地方出身者で、入学時までに中長期の海外経験がない受験生は特別な事情がない限り無理して受けなくても(スコアは残せますが)、英検Ⓡの方が受験しやすいと思います。

国際教養学部と商学部入試ではともに、TOEFLⓇ iBT95点以上か、英検Ⓡ1級で最高点が加点されますが、TOEFLⓇについては個人的にその水準を上回った経験があります。

短期であれ交換留学であれ、英語圏留学の際に最も汎用性の高いのがTOEFLⓇ(IELTSがそれに次ぐ)ですが、Tutorial Englishをしっかり受けておくことが、TOEFLⓇの会話対策の重要な足掛かりにもなると思います。

本講座の「存在理由」

2023年度の早稲田大学の入試は2月23日までで、当講座は2月24日から「春期講習」という形になります(「通常型」でも「講習型」でも受講可)。今年度早大入試日程が終了するまで、残すところ1ヵ月に満たないわけですが、それまでは可能な限りぎりぎり前まで「直前講習」として受講生を募集します。

この早大入試直前の段階で、始めて間もない本講座の存在理由は一体何でしょうか。もちろん、私は勉強と研究が好きだから生業にしています。それに加え、院試の準備も含め、複数の予備校に通い、そこでの授業に感銘を受けてきましたが、早稲田大学に入ってからの経験を通じ、自分が予備校よりもよく教えられる部分は少なからずあると確信しています。

また、以前にも書いたように早稲田大学学生の出身地域の偏りという問題に関心があります。そして自分自身が入学し、そこで学んでみて、早稲田大学に入って本当に良かったですし、「入る価値のある大学」だと断言できます(もちろん「楽園」などでもありませんが)。

ただ、早稲田大学の入試は非常に厳しいものがあります。早稲田に入学すれば、伸びやかな一面もあることを感じ取れると思いますが、その「関門」としての早大入試の難易度・要求水準は非常に高いものがあります。

そして何より、地方からの受験生は、不慣れな都市部の環境で、長距離移動の負担を伴いながら、厳しい競争の場に身を投じることになります。このような状況下で、地方からの受験生にかかる精神面での負荷は極めて大きなものとなりえます。私が実際にそうでした。

その背景には、「入試直前期」の精神面の自己管理が十分ではなかったことがあります。もちろん家族の支援あっての受験でしたし、予備校も温かく接してくださいました。ただ個人的に、前年までは出題されていなかった形式の問題に対応できなかったのを引きずったまま、精神的には限界を超えた状態で連日の入試に臨んでいました。

なので、これから「直前講習」として受講してくださる方には、「勉強面」では直前でも可能な限り効果的な方法をお教えするとともに、「精神面」では入試直前期や当日に「不測の事態」に出くわしても、自分で克服し、自分で立て直せるような「強靭な精神力」をどう身につければ良いかを、私の苦い経験をふまえたアドバイスもしつつ、一緒に考えていきたいと思います。

政経学部独自入試をどう評価するか

早稲田大学政治経済学部の一般選抜は、2021年度入試から日本語・英語の長文からなる「総合問題」(+その前段階で、共通テスト4教科4科目)となっていて、今年で3年目となります。

注目すべきは、「赤本」(教学社)は政経学部の過去問も出しているのに対し、「青本」(駿台)は出していないところです。この政経学部独自入試をどう評価すべきでしょうか。

まず、試験から『国語』がなくなったというふうには絶対に捉えるべきではないでしょう(もちろん「小論文」になったわけでもありません)。確かに、早稲田の他学部の『国語』のような、「人文社会学的」な文章が出題される可能性は今後も低そうですが、「日本語」として『国語』の能力は確実に問われています。古文・漢文の内容が出題される可能性も低そうではありますが、「文語文」も(部分的にであれ)出題される可能性は完全に排除しない方が良いでしょう。

また、通常の英語長文・国語の文章問題と異なり、「社会科学的」な知識と思考力が直接的・間接的に問われているのも政経学部「総合問題」の特徴です。これはとりもなおさず、高校で学ぶ『政治・経済』と『数学』の知識も問われているということです。そして、『政治・経済』で学ぶことの延長として、時事的な現代社会の諸課題への意識と感度の高さまで求められます。

個人的な感覚として、「総合問題」の合格点としては、最低でも75~80%程度必要なのかなというところです。「サンプル」としての過去問がまだ少ないので、類似した出題形式の他学部の過去問も解いておく必要があります。

本講座では、英語・国語の必須受講枠でこの政経学部「総合問題」の対策にも対応いたしますが、選択科目の『政治・経済』も併せて受講していただければ、より万全な態勢で入試に臨むことができます。

古文の「メタ勉強法」

「古文は外国語」と、人が言うのを耳にしたことがある方は結構多いのではないかと思います。この捉え方は、「メタ勉強法」、つまり、ある科目に向き合う意識・姿勢としては最も好ましくないありかたの一例です(あと、「センター『現代社会』は履修していなくても満点が取れる」など)。

外国語を授業で2つ(以上)学べるのは大学からで、英語と古文をともに「外国語」として捉えてしまえば、自分で自分を不必要に大変な心理的状況に追いやっているように見えてしまいます。また、本来身近なはずの「日本語」を遠ざけてしまうことにもなります。

『古文』はまぎれもなく日本語です。そして、日本語の「言葉」の「本来的な意味」を知ることによって、「日本語」への理解を深められます。優れた問題集・古文単語帳などには、この「言葉」の「本来の意味」と、それがどう変化し、いくつかの意味に枝分かれしたりしながら現代使われている意味になったかも載っています。

また古典文学は、当然のことながら『源氏物語』・『枕草子』がすべてではなく、多様な時代の多様なジャンルからなっています。「国語便覧」などの「文学史」の箇所を利用して、自分が「これなら興味を持てる」と思う作品があれば、文庫や電子書籍でそれを読むことを通じて、文法事項の知識の定着・確認もはかれます。

ただ、『源氏物語』については、あらすじ・登場人物を大まかに知っておく必要があるので、ここでも「国語便覧」を活用しましょう。

個人的におすすめ(作品自体が素晴らしい)なのは、入試頻出ではない近世の作品にはなりますが、上田秋成の『雨月物語』・『春雨物語』です。また、「漢文」(「漢文」も『国語』です)の「現代日本語訳」ということにはなりますが、蒲松齢『聊斎志異』も、個人的にすごくお勧めです。

最近、面白そうで、古文の勉強にもなると思って購入したのが『大鏡』で、のっけから「濃い」展開です。

日本史・古文の「メタ勉強法」

今回は、日本史と古文の「メタ勉強法」について考えてみたいと思います。何やら聞き慣れない仰々しい言葉を用いていますが、ここで言う「メタ勉強法」とは、教科書と、どの参考書・問題集を具体的にどう活用してどのような方法で学ぶかという「勉強法」に先立って、「どういう意識で、ある科目に向き合うか・付き合うか」ということです。

私の推奨する「メタ勉強法」とは、「ある科目について、それが自分の生活とどう関わっているのかに興味を持ちながら、身近なものとして親しんで接する」ことです。

日本史は、根本的には「政治史」として学ぶもので、長らくその政治の中心だったのは、京都と東京(江戸)です。また、多くの古典文学の舞台であったのもまた京都(平安京)です。ただ、こういった政治の中枢が、「地方」と全く関わらずに成立していたわけではありませんし、当然「地方」の側も中央からの影響を少なからず「受けていた」わけです。これがまず第一歩です。

次に、「地方」には「地方」独自の歴史があり、それを完全にではないにせよ「自律的なストーリー」として語ることは可能です。こういった「地方独自の自律的な歴史」はむしろ地方出身者だからこそ関心が持てて、深く知ることができるものです。

上で述べたような、中央と地方の関わりや、「地方独自の歴史」を知るために、まずは「政治的中枢」に焦点があてられた日本史や古典文学をしっかり学ぶ必要があります。

例として、かすみがうら市の中志筑地区の一角には、長興寺、志筑城跡、伊東甲子太郎生家・顕彰碑、「師付の田井」といった史跡がまとまってあります。これらの貴重な史跡には、丁寧な案内文を掲示してくださっているので、万葉の時代~幕末・明治維新までの同地域の歴史の流れと中央との関わりがよくわかります。これも個人的には、日本史を受験のためにしっかり学んだからこそ、関心が持てるし理解もできることだと思います。

年明けには、長興寺にお参りして、大変美しいご本尊をありがたく拝見して非常に感銘を受けました。また長興寺には、なぜかユニークな石像がたくさんあり、その「縁起」にも興味を覚えますし、受験勉強などで疲れた時でも、その石像を見れば心が和むかもしれないと思います(古文についてはまた記事を改めて書きます)。