ドラマ『臨場』と早稲田

『臨場』というドラマをご存知の方もおられると思います。その『臨場』の主人公は、俳優の内野聖陽さん演じる倉石義男検視官です。内野聖陽さんは、横浜市出身で、早稲田大学政治経済学部政治学科を卒業されています。

ドラマの中での倉石検視官の口癖であり、仕事の哲学ともいえる台詞が「根こそぎ拾え」と「俺のとは違うなぁ」です。もちろんこれらの台詞は、ドラマ内の殺人事件現場での犯罪の痕跡(証拠)と推理についてですが、私はその台詞から個人的にすごく「早稲田的」なものを感じてしまいます。

「普通の人」が深く考えず素通りしてしまうような物事の中にも意味と価値を見出すことで「違い」を生み出す、というようなことを研究で実践されている早稲田関係者の方もおられます。私も含め、単に「人と同じ」や「平凡」を嫌う早稲田関係者は少なくないと思います。ただ、「天邪鬼」や「何でも人と逆張り」にならないよう注意する必要はありますが。

刑事ものドラマの連想で、水谷豊さん演じる『相棒』の杉下右京は東大法学部出身の役柄です。「東大」というと私は「完璧」という言葉をイメージするのですが、杉下右京でも途中まで事件の筋を読み違えていたりすることもあるので、「完璧」というのはなかなか実現し難いのだと思います。

『HERO』の久利生検事や、『イチケイのカラス』の入間裁判官のような理想的な法曹関係者も現実にはなかなかいないと思いますが、刑事・法曹もののドラマを見ることは、『政治・経済』の勉強にもなりますし、法学部志望の方たちにとっても有益だと思います。

私も早稲田大学法学部出身ですが、さすがにロースクール(法務研究科)の対策講座は提供させていただくことができません。

早大受験に関する情報

・河合塾から、最新の「入試難易予想ランキング」が公表されました(リセマム、1月18日)。

・1月13日より、早大入試の「志願者数速報」が公開されています(早稲田大学 入学試験関連情報)。

・早稲田大学入試の出願締め切りは、一般選抜、共通テスト利用ともに「1月20日(金)」です(締切日消印有効)。

・本講座の受講料割引キャンペーンは、「1月21日」までに受講希望のご連絡をいただいた方が対象です(どなたでも5%割引はその後も継続)。

*入試情報については、必ず「公式の一次的な情報」をご自分でもご確認ください。

共通テストと「思考力・判断力」

共通テスト本試験の日程が終了し、私も少しずつではありますが問題を拝見させていただいているところです。

「少子化」の中で受験者の数を確保・維持していくために、大学入試センターが、受験生の方々の興味を引く「おもしろい」、「新しい」問題を提示されようと心を砕いておられるのが個人的にすごく良く伝わってきます。そのため、私のような今は受験生ではない者が事後的に拝見しても非常に味わい深いものがあります。

他方で、識者の方々が少なからず指摘されているように、「制限時間」の問題との両立は課題だと思います。共通テスト問題を拝見して、私には茨城県立高校入試と同様の問題文の傾向が見て取れ、実際に私がいた塾の現場でも制限時間の厳しさを指摘される生徒の方がいました。

デジタル・情報化社会の中で、膨大な情報の中から「正しい」ものを素早く的確に選び取り、その情報に基づき自分がどう行動するかを瞬時に「判断」することは非常に重要です。ですが、「考えさせる」問題文が「幻惑的」になってしまわないような、制限時間との兼ね合いで問題文の読解を過度な負担にさせないような配慮を期待させていただきたいです。

難しすぎないけれど決して簡単でもない、ストレートに知識を問う良問としてのセンター試験の伝統も完全には失わないでいただきたいところです。

小中学生と大学生・社会人の方について

本講座は、基本的に高校生と高卒生の方の早大受験を対象としていますが、英検準2級対策については中学3年生の方も受講可です。

また、かすみがうら市深谷(深谷2300)の運武館という剣道場の構内で、かすみがうら市の小学校1年生から中学校3年生までを対象に学習支援(参加費初回300円のみ)を提供してくださっています。今年度は、1/21、2/11、2/25、3/11、3/18が残りの開講日です。時間は15:00~16:35で、40分×2コマです。私も、自分が生まれ育ったかすみがうら市の教育に関心があるため、学習支援サポーターとして出入りさせていただいています。

また本講座では、政治経済学部等の社会人入試も応相談で対応させていただくことが可能です。さらに、社会科学系の研究科であれば、早稲田の大学院入試も指導可能です。早稲田への合格・入学に向けて、あるいは、早稲田で学ぶ上での明確な目標・問題意識をお持ちの、多浪生・社会人・他大生(もちろん早大生も)の方々の受講も歓迎致します。

なぜ『政治・経済』なのか

当講座は、地歴公民科目の中で『日本史』や『世界史』ではなく、基本的には『政治・経済』のみを提供しております。私個人は、『日本史』で早大を受験していました。浪人時には日本史は受講していなかったものの、英語以上に安定して高得点が望めた科目でした。

ですが、今となっては正直ほとんど覚えていないため、指導可能な科目として提供できないというのが理由です。それとは反対に、早稲田の法学部と政治学研究科で学んできた過程で『政治・経済』で扱う内容についての知識は自ずと増えていきました。

『政治・経済』は、大学で法律学・経済学・政治学をこれから学ぼうとされる方にとって、講義の内容と直結しますし、大切な基礎となるものです。また、社会科学系の学部では、歴史的な事象を社会科学的な視座から分析する講義を受講する機会や、ゼミ発表やゼミ論でそういった視座からの報告を行える機会もあると思います。

社会科学的な分析の普及には、ミクロ経済学、ゲーム理論や統計学の貢献が大きいと個人的に思います。こういった学問分野について大学で効果的に学ぶ上でも(一般教養として学ぶ場合でも)、『政治・経済』で学ぶ知識や計算問題が基盤として重要です。

なお、『日本史』の「現代史」については、自分からどんどん予習していってしまって、高校の授業でも定着・確認をはかるといったことをしておいた方が良いと思います。

「共通テスト」についての考え

当講座では、「早大入試に必要」である場合に、共通テストの対策を引き受けさせていただくという形です。個人的に共通テストは、予備校や塾の講座よりも、高校3年間の授業から各受験生が学び取った知識や方法で取り組まれるのが最もふさわしいと考えるからです。また、それこそ共通テストについては優れた問題集がたくさんあります。

早大入試における共通テスト利用の拡大には、個人的に隔世の感があります。このことは、早稲田大学が共通テストを、受験生の学力を客観的に測定する上での「良問」として受け入れていることの証左だと個人的に考えています。早稲田の入試も、きちんとしたアプローチ・解き方を身に付けた人には「良問」と感じられるはずです。

当講座を受講される際に、共通テストの得点(率)をご提示いただくことも可です。英語・国語につき、ともに85%前後に達していれば望ましい水準です。

ここまでくれば、あまり詰め込んだり、新しい参考書・問題集を始めたりせずに、これまでの重要事項の確認や弱点分野に絞った知識の補強に抑えて、体調をしっかり整えて共通テストを最後まで受けきることが大事だと思います。

地方と「推薦入試」

このところ、大学受験における「推薦入試」の広まりが注目されています。その中で、早稲田については社会科学部のAO入試が比較的よく知られていて、「地域連携型入試」も、部分的に推薦入試としての性格を有していると言えるでしょう。

そういった推薦入試と、早大生の出身地域について考え併せてみると、やはり「都市部」からの志望者の方が有利という結論になってしまうのでしょうか。早稲田で学び、そこでの教育の一端を担わせていただいて、ご両親が駐在員だったり、高校時の留学経験があるといった方は少なくなかったです。もう一つ個人的な体験として高校時代には、つくばや、柏や東京の予備校に通いやすい地域の人たちとの情報や環境の格差からくる不利にも遭いました。

しかしながら地方には、豊かな自然環境や伝統文化がまだまだ残っています。また、地域社会は、それをどう維持・発展させていくかという問題を国・中央にも投げかける「課題先進地域」でもあるといえます。そういった地域社会で生活する受験生には、「都市部」の受験生にはない独自の問題意識や発想が必ずあるはずです。それらは必ず推薦入試でも「強み」や「個性」として具現化できるでしょう。

「18歳成人」は、若年者層の方々が、地域社会に参画していく上で大きなチャンスだと思います。私もこの講座を通じて、地域社会に根付く規範(しきたり)を決して全否定したりはせず、それでも地域にごくささやかでも、現実的に受け入れていただけるような「変化」や「違い」をもたらしていければと考えております。

当講座では、早大推薦入試対策も提供可能です。受講者ご自身がお持ちの個性と問題意識を最大限尊重し、それらの具体化・明確化をサポートさせていただく方針です。

早大生の出身地域

早大生の出身地域については、試用時のブログでも触れました。それについての具体的なデータを見た上で整理すると、年度ごとの変動はあるものの、大雑把に言って東京が40%、神奈川が15%、千葉・埼玉がそれぞれ9%です(厳密には、合格者の出身高校が所在する都道府県ごとの割合です)。

茨城県は1.5~2%といったところです。都道府県の魅力度ランキングでは最下位になることの多い茨城県ですが、北関東3県の中では一番割合が大きいです。

あまりに均質的な人たちだけで固まると、革新的なものは生まれにくいと言えると思うし、「優等生的なイメージ」に収まるのが早稲田にとってあまり良いことだとは個人的に思いません(大学教旨に「模範国民を造就する」とあるものの)。

私が育てたいのは、自分で責任を持って自由に考え行動し、自ら成長していける方、常に社会に対して問題意識を持ち、むきだしの営利だけでなく社会的課題の解決に寄与する意志を持ち、実際にそうすることのできる方、そして故郷への愛着を持ちつつも、「都市」を決して扱き下ろしたりせず、「都市」を受け入れ、そこから学べる方です。

ちなみに茨城県は、野口雨情や飛田穂洲といった早稲田大学出身者を輩出しています。

古文勉強法(単語)

「古文」は苦手という方も多いと思います。今回は、まずその「古文単語」の現実的な勉強法について考えてみたいと思います。いきなり結論から言うと、古文単語は受験勉強の「単語学習」一般の中で、「英単語に付随するもの」としてやるのが良いと思います。つまり英単語の「おまけ」としてです。

「古文」は、『国語』の中で、「現代文」ほど比重は高くないものの、「漢文」とも違って入試国語で問われないということも基本ないため無視することはできない一方、覚える事項は少なくはないです(すごく多くもない)。

現代文は「覚える」事項が突出して少ないという意味で特殊な科目なので(後で書きますが、早稲田を含む難関大学は評論用語に習熟しておく必要があります)、古文と現代文をまとめた国語として、わざわざ「覚える」勉強をしようとする動機が生じにくいと言えるかもしれません。

英語と古文の単語学習の割合は、8:2から7:3で十分だと思います。日頃の英単語学習で、今日はもう十分だと思ったり、少し疲れたなと感じたら、日本語であり情報量としてはずっと少ない古文単語をやれば一息つけて、少しだけほっとできるかもしれません。

受講料5%引きキャンペーン(偏差値70以上30%、65以上10%引き)

当講座では、「無料体験授業」のようなものも一切ございませんが、そういったものが無い代わりに、大手予備校の模試で偏差値70以上の方については月ごとの受講料の30%を、65以上で10%を、要件を満たして実際に受講される方はどなたでも5%を免除させていただきます。

2023年度に実際に早稲田大学を受験される方が、当講座の冬季・直前講習を受講される場合です(他コースにも適用)。

なお、偏差値が70以上でも早稲田は決して安泰ではないので、この点くれぐれもご留意いただきたいです。

*このキャンペーンの有効期限は1/21までです。割引率については随時検討し、変動することがあります(1/6改定)。受講希望のご連絡をいただいた時点の割引率が適用。