『日本史』について

『日本史』についてもやはり開講しようとふと思い立ちました。本講座では、共通テスト地歴公民科目については公民科目の対策のみ提供可で、『日本史』は専ら「早大入試対策」に向けてのものとなります。

以前にも書きましたが、『日本史』はすごく得意で、私自身早大を『日本史』で受験しました。高校時代の『日本史』の先生は非常にわかりやすく丁寧に指導してくださったというのが大きいです。

「昔はできたのに勿体ないから」というのが理由では全くありません。本講座では『政治・経済』も提供していますが、需要が多くはないのが現実で(もちろん受講は歓迎)、その上でやはり、責任をもって「3科目のパッケージ」として本講座を提示するのが望ましいという思いが強くなりました。

私が現役・浪人で学んでいた時からの参考書・問題集の発展と、早大日本史の出題形式の変容をふまえ、高校の授業とは異なるアングルから、高校の授業では十分にカバーするのが難しい事項を集中的に解説していくつもりです。

また、「地域連携型入試」受験者で、特に文学部・文化構想学部志望の方には、「地域の歴史」についてもしっかり押さえることで、それが課題レポートを書く際の「糧」にもなることを目指します。

体験授業と英単語について

春期講習(早稲田の暦に合わせ~3/31)では、英語の体験授業と早大受験講座を一連のセットとして提示していくつもりです。体験授業は60分ですが、質的に早大受験講座に全く劣らないどころか、その基盤を提供するつもりです。早大入試の英語はまずもって「差をつけられてはいけない科目」ですが、そのために必須の方法を体験授業ではまずお伝えするつもりです。

その上で、受講者の方の「英単語力」は非常に重要で、その単語力に私も大きな関心があります。本講座では、英単語の学習自体は基本的に行いませんが、授業を通じて単語力は常時確認しますし、単語学習についてのアドバイスもします。本講座の単語力の基準は、3年生の冬休み前までに『英単語ターゲット 1900』の1500までの単語か、『速読英単語必修編』をほぼ完全に習得できているか、となります(『システム英単語』の同等レベルでも可)。もちろん特定の単語集の購入を義務付けるまではしませんが、学校指定のものでもご自身で購入するものでも、上記基準と同等の水準が早大入試では求められます。

英文法・語法については、ともに桐原書店の、『頻出英文法・語法問題 1000』や『英語頻出問題総演習』を、英単語を覚えるのと同じテンションで習得する必要があります(比率は単語よりやや少なくて大丈夫です)。もちろん、早稲田の文法・語法問題と自由英作文(条件付き英作文)は授業で扱います。

古文単語集については、代ゼミの西村雪野先生の『解法古文単語350』を推奨します。

私は、自分が行おうとしている指導は「予備校的な」指導だと考えていますので、「学校では習得できないけれども、早大入試には必須」の方法を受講者の方々にお伝えしていくつもりです。

新思考入試(地域連携型)について

2023年度の「新思考入試(地域連携型)」(2024年度より「地域探求・貢献入試」)が公開されています。昨年と同様の日程だとすると、今年度の出願期限までもう半年なので、実際に受験する意志のある方は今から少しづつでも具体的に動き始める必要があります。

その地域連携型入試の「問1」は、志望者が提出した「課題レポート」と、早稲田大学ならびに法・商・文・文構・人科・スポ科各学部の教育理念・教育方針・求める人材との結び付きを問う問題でした(問2は新聞記事と統計データが提示される、例年と同様のオーソッドクスな問題でした)。

この問1について、地域連携型入試に参加している志望学部のHPやパンフレットに事前に自主的に十分目を通しておく必要があり、仮に「全くの初見」だったのなら対策として極めて甘く、時間的にも厳しかったのではないでしょうか。それに加えてこの問1については、明らかに早稲田出身者による指導こそが望ましいでしょう。

また問1を見て感じるのは、地域連携型入試自体の来年度からの名称変更と相まって、まだ手探りの部分も大きいという印象です(6学部間の調整と、その上での問題作成も容易ではないと感じます)。

地域連携型入試では、1次「書類審査」の一部として「課題レポート」が課されます。この「課題レポート」の比重・重要性は非常に大きいと考えるべきでしょう。特に留意する点として、「レポート」と銘打っていても、大学の講義で提出する「レポート」というよりは、大学院の「研究計画書」の方にずっと近いものと個人的には捉えています。この点、大学院の世界を知っている方からの指導が明らかに望ましいでしょう。ただ、その指導者の側も、「テーマ選定」そのものに大幅に干渉してしまうのは極めて不適切です(もちろん指導者がテーマを決めてしまうことも含めほぼ不正行為)。地域社会が抱える特定の課題につき、志望者ご本人が見出した「テーマ」・「問題意識」は決して損なわずに、構成・表現・体裁まで行き届いた「課題レポート」をあくまで「自力で書ける」よう極めて慎重に上手くリードしてあげる必要があります。

当然ながら、地域連携型入試では、地域が抱える問題への深い問題意識と洞察が求められます。茨城県には筑波大・茨城大といったれっきとした国立大学が複数あり、地域によっては千葉大や埼玉大も十分に通学可能でしょう。地域の問題に深い関心があるのに、なぜあえて早稲田で学ぶ必要があるのか(ここにはある意味「矛盾」が横たわっています)、そして、なぜその特定の学部を志望するのかも同時に問われます。

他方、千葉県や埼玉県は、案外名の知れた有力大学は少なく、自ずと東京の大学に目が向きやすい面はあると思います。これら2県は、早稲田の合格者の非常に多い進学校を複数擁するだけでなく、地域によっては、早稲田への交通アクセスにも非常に恵まれています。

地域連携型入試の問題自体は、一般入試の問題よりは取り組みやすいですが、事実上小論文2題(60分×2=120分)というのは相当ハードです(その後でさらに共通テストを受験する必要もあります)。それでも同入試は、良い意味で「試練」として取り組む「過程」を通じ、早稲田に入る前から事実上早稲田での学びを体験することで、自分自身を大きく成長させることができる絶好の「機会」であるのも間違いないです。

小倉優子さんの受験から考えたこと

小倉優子さんの早大受験の結果が3月6日に公表され、残念ながら早大教育学部は不合格だったとのことです。子育てと芸能活動と並行しながら受験勉強と受験を完遂されたこと自体は、私も手放しで称賛されるべきことだと思います。

ただ、早大受験講座の運営者として、この件につき人並み以上の関心を抱いていた私としては、考えられる「早大受験」・「受験一般」への教訓を導き出したいと思います。

まず、「どうしても早稲田に合格したい」ということだったのであれば、最少でも3学部以上は受けておくべきだったと思います(その併願についても、日本女子大も学習院も同様に厳しいので、早稲田の「文キャン」に場所が近く、実際に補欠合格された学習院女子だけに絞っておいた方が良かったと思います)。

また、どのように勉強されたのか、その「質」と「量」については当然知る由はないものの、勉強の「烈度」は明らかに不足していたという印象は拭えません。個人的に、早稲田ほど「受かりそうで受からない大学」はないと考えており、偏差値が仮に65近くあったとしても、「受かったらいいな」程度の意気込みでは簡単に弾き飛ばされてしまうのは目に見えています。

小倉優子さんは基本ご自分で勉強されていたようにお見受けしますが、全科目についての指導を、固定的に一年間受けるべきだったと思います。このことについて私がさらに感じたのは、「高校生」の方々と「社会人」の方々とで、教え方が同じではいけないので、それぞれに合った教え方が求められるということです。「学び直し」という言葉がライトな形で盛んに喧伝されていますが、私としては、改めて大学で、とりわけ早稲田大学で学ぼうという社会人の方々の強烈な「問題意識」にも見合う「インテンシブな指導」も備えておく必要を痛感します。

春期講習について(~3/31)

本日をもって、早稲田の今年度の入試日程が終了しました。個人的に、今年のスポーツ科学部の小論文は「図表」を見て考えを述べるオーソドックスな方のタイプの問題ではないかと予想していましたが、果たしてどうだったのでしょうか。

国公立二次はまさにこれからですが、本講座はあくまで講座の看板である早大入試の日程に合わせ、これより3月末まで「春期講習」とさせていただきます。

まず、新3年生以上向けの早大受験講座については、早稲田入試レベルの問題を、現時点ではあまり肩肘張らずに解いてみることで、まずは来年度入試に向けた「到達点」を知ることを目標にします。受講形態としては、春休みの機会にまずお試しいただくという意味でも、早大対策の英語と国語(現代文)をそれぞれ2コマか3コマずつでの「講習型」受講がお薦めです。

ただ、「地域探求・貢献入試」や自己推薦入試を受験される方に限っては今から動き始めた方が良いので、毎週の受講をお勧めします(「めざせ!都の西北奨学金」第一回申請期限もほぼ同じタイミングです)。

また、新高校1,2年生については、高校のレベルを問わず、苦手な分野の基礎を徹底的に補強し、自信と自己肯定感をもって、新学期からの学校の授業にしっかりついていける勉強法の確立を目指します。こちらについては、英・国各週1回の「通常型」がお薦めです。

進学される高校が決まった時点で、「新高校1年生」も春期講習より歓迎します。「スタートダッシュ」などという仰々しい語によらずとも、特に難関進学校につき、入学前課題も活用させていただくことで「高校入試」と「高校」を良い形で架橋できるよう、最善の指導を提供します。個人的に、教材を見る目にも非常に自信があります(大学受験用教材だけでなく1,2年生向けについても)。

さらに、英語60分の無料体験授業(土日に講師自宅にて。平日も含め受講者の方の自宅でも実施可)も設けましたので、メールかお問い合わせフォームよりお気軽にご連絡ください。もちろん、新1,2年生・高卒生・社会人の方も対象です。

数学と私

本講座では、数学を提供可能科目としては提示していません。私は高校の時数学がものすごく苦手でした。「数学アレルギー」を優に越えて、「恐怖症」でした。少しだけ誇張して言えば、国公立医学部や東大「理系」志望者以外さして眼中になく、教科書(数研)から出題されないことがざらにある高校の試験で、実際に0点を取ってしまうことを恐れていました(私の高校は、2年次に文系と理系に分かれず、かつ、文・理の比率が通常とは完全に逆でした)。

このことについて、思うことは今でももちろん多々ありますが、その挫折のうち50%は数学があまり好きでも得意でもなかった私自身の責任で、数学をきちんと習得する上でいくつか個人的な失敗を犯していました(複素数・ベクトルと積分だけは、その先生が特によく教えてくださったため、平均以上で得意でした)。

早大法学部の時は、個人的に数学(と日本史)を使う機会がなく、大学院修士課程では、統計とゲーム理論に触れる機会がありました。そこではじめて学んだのは、数学というのは始めから解く気すら失せてしまうような複雑な難問の束ではなく、一つの有用な考え方・アプローチの仕方だということです。複雑な数式までは操れなくても、統計の仮説検定やゲーム理論の「戦略的相互依存」(ゲーム的状況)・「均衡」といった「考え方」が、社会科学的分析の「手法」としてだけでなく、議論したり社会で生きていく上でも非常に有用です。

早稲田の政経学部で考えてみれば、経済学科であれば「微分」などが特に大事でしょうが(統計も)、政治学科であればむしろ数学Ⅰ・Aの「集合と命題」や「データの分析」といった項目についての知識の方が、大学に入ってからも活用する機会が多いでしょう。

今現在私は、数学を無理に指導可能科目にしようとは思わない一方、数学が私たちの生活とどこでどう関わっているのかということに興味を持ちながら、楽しく数学に触れています。個人的には、「白チャート」と旺文社の「入門問題精講」で数学を根本からわかりやすく学んでいます。文系にはなじみのある「実教出版」の数学教材もわかりやすそうで、併せて取り組んでいくつもりです。特に私には、政経学部の「総合問題」について、数学的な設問まで含めてきちんと指導できるようにしておく必要があります。

「青チャート」や「赤チャート」は、進学校に通っていて、かつ難関校理系入試に「数学で勝負する」という方でなければ敬遠して、基礎を徹底する途を選んだほうが良いと思います(私はかつての類い稀な「下手の横好き」さゆえに、1年の時に「赤チャート」を買うという愚も犯していました)。

それでも数学は、講座・コースの科目としてではなく、講師と一緒に学ぶ「勉強会」として、無料に近い形で、土日等を利用して開設するつもりです。

最後に思うのは、私の高校に1クラスあった「理数科」についてです。その理数科に、国公立医学部や東大「理系」志望者の人たちだけを集めれば、そこでだけ数学や理科のいくらでも難しく応用的なことを教えられたと思うのですが、そういう形では機能していませんでした(授業内容で普通科とさしたる違いはないようでした)。その理由については自分なりに考えていきたいと思います。

教育学部入試国語での試験時間ミス

2月20日の、ねとらぼのYahoo! Japan配信記事によると、19日の教育学部国語入試で、1教室だけ試験時間を10分長くしてしまったミスが発生したそうです。

個人的には、院生の試験監督をできるかぎり多く動員したり、先生方と事務の方ももちろん参加の上で、当日の試験会場運営について事前の打ち合わせと予行演習をより綿密に行う必要があるのではないかと思います。

もちろん当日の実際の状況と何が根本原因かをリアルに知ることはできませんが、もしかしたら、受験生も試験監督側も「気付いていても言いづらい状況」になってしまっていたのかもしれません。ただ、国語の試験時間が「100分」ということはありませんので、それを試験監督に指摘することはむしろ良いことで、遠慮する必要は全くない事項ではあります。実際に指摘するのは難しかったとしても、90分になった時点で筆記用具を置き、それ以上何も書かないというのが良い対応だと思います。

受験生の方々は、必死で勉強され、大きな緊張とプレッシャーのもと、人生を賭して早稲田の受験に臨まれるので、その真剣さと熱意に対して釣り合いの取れた対応が求められます。

本講座の存在理由(再)

大手予備校の中で、最も優れた早大入試対策を提供してくださるのは代々木ゼミナールだと思います。私も代ゼミサテライン予備校の授業を受けて、早稲田に合格することができました。代ゼミの授業は本当に楽しくて質も高く、大いにモチベーションも上がりました。早稲田大学に入ってからも、代ゼミの授業を受けておいたおかげで、レベルの高い講義にもしっかりついていけるだけの基礎が身についていたのだと実感する機会が何度もありました。

ですが、今現在茨城県の代ゼミサテライン予備校は、県央に2校のみのようです。また、以前は柏にあった代ゼミが今はもうないというのはご存じの方も多いと思います。千葉県内に対面授業の代ゼミ校舎もないようです。このような状況下で、私が代ゼミを通じて知った「予備校の授業の楽しさ」を、「予備校的な授業の楽しさ」として茨城県の私が住んでいる地域とその周辺の高校生・高卒生の方々にお伝えしていきたいです(この点は私が早稲田で授業を担当させていただいた時にも心掛けていました)。

もう一点あるのは、「精神面でのサポート」の問題で、この重要性についてはすでに何度か述べてきました。対面授業の校舎であれ映像授業の校舎であれ、早大受験についての質問や相談に応じてくださる先生とスタッフの存在は必須であり、その役割は早大出身の方が担うのが最適だと考えます。代ゼミには、早大ご出身でなくとも早大受験対策のエキスパートである先生が何人もおられましたが、やはり「早大出身」の先生の授業やスタッフの方からのサポートも欠くことのできないものです。本講座ではこの点もしっかりケアしていくつもりであり、実際にそうすることが可能です。

明日20日は、私も講義を担当させていただいていた政経学部の入試です。政経はやはり早稲田の「看板」ですし、やはりちょっと「違い」ます。個性と実力、基礎力と応用力を兼ね備えた優秀な方が多かったという印象です。政経学部受験生、特に地方からの受験生の方々には、明日はスタイリッシュに泥臭く頑張っていただきたいです。

早大入試日程について思うこと

12日より、一連の早大入試日程が本格的に開始されました。明日15日が法学部の入試になりますが、私が受験した時を含め、以前は21日が法学部の入試日でした。政治経済学部入試は、試験の形式自体は大幅に変わったものの、20日に実施というのは変わらずです(個人的に関係が深いこの2つの学部について語ることがどうしても多くなっていますが、もちろん早稲田大学のすべての学部・学科の入試に関心があります)。

つまり以前は、政経学部と法学部の入試が連続していたわけです。そして、私もかつてその日程での受験に臨んだ経験があります。両方に合格するようなケースもあれば、どちらか一方に合格というケースも少なくないと思います(私は後者です)。

「総合問題」になる以前の政経入試は、受験難易度の高さの割には一見与しやすいように見えても、実は非常に高いレベルの知識が要求され、かつ合格に必要な「得点率」も他学部より高いというものでした。法学部は、私が受験した時から英語は超長文で、国語は現代文が極めて難しく、漢文まであるというのは変わらずで、英語の文法問題と英作文は難化しています。

今現在、政経学部入試と法学部入試が連続することはもはやなく、政経学部に至っては、20日は総合問題「1科目」だけです。それでもなお、この2学部を筆頭に、早稲田の入試問題を読み解き正答するのは、相当に骨の折れる営為であり、偏差値70を優に超える受験生であっても、スラスラ解いて労せずに合格できるようなヤワな試験ではありません。

地方からの早大受験生の方々は、全統模試で上位になったり、そこで良い判定が出たことや、地元の静かな環境で過去問を解いたらすごく正答率が高かったといった経験をお持ちかもしれません。しかし、早稲田の本番の入試は「未体験の領域」になることは間違いなく、そのことは覚悟しておかなくてはなりません。

地方から早稲田を受験される方一般に向けてとにかく伝えたい(もちろん受講生の方には特別に精神面の強化策・フォロー策を講じます)のは、大学の建物の大きさと多さ、大学周辺の交通機関の混雑と人の多さ(物見遊山的な人や良からぬ意図を持った人もいます)とが醸し出すあの入試当日の「特異な(異様な)雰囲気」に呑まれず、どこまでも「平常心」で、ご自身がこれまでの人生で習得してきたことすべてを出しきってきていただきたい、ということです。

スポーツ科学部の「小論文」

早稲田大学スポーツ科学部の「小論文」の問題がすごくユニークというのをご存知の方も少なくないと思います。とりわけ、「じゃんけんに新しい選択肢を加える」という問題は、大学受験と小論文の「界隈」を少なからずざわつかせたことが容易に推察できます。

ここ最近でも、「二足歩行と四足歩行の世界記録」についての問題(2022年一般)や、「スポーツについて7対3の割合を示した図」についての問題(2021年一般)、「一行問題」(2022年自己推薦、2020年一般)など、いずれもユニークなものばかりです。

本講座はもちろん「今年もどのような問題が出題されるのか興味深い」では済まさずに、あくまで受験生目線で、一見捉えどころのないスポーツ科学部の小論文にどう対応するのが最適かを、受講者と講師とで徹底的に考え抜く対策を行います。もちろんここでは具体的な方法までは書けませんが、「早稲田の内側からの視点」と「採点者側の視点」(ともに≠「内部情報」)をともに持ち合わせている私だからこそできる独自の方法で、スポーツ科学部小論文に挑まれる受験生の最善の後押しとなるつもりです。

本講座の直前講習の集中型受講は、4回(4コマ)から承ります。4回すべて小論文(あるいは総合問題)の受講でも可です。最短で、初回面談即日受講で、その日を含めた2日で4回実施という形も取りえます。

入試の本当に直前には、何に手を付けて良いのかがわからなくなるという場合は少なからずあります。また、不安を解消しようと、この時期に難しすぎる内容や、あまりに負担の大きいやり方で無理な勉強をすれば、むしろ入試に臨む上で逆効果となることがあります。そういった事態を回避する上でも、また授業の中身・質の面でも、効果的な対策としてこの直前の時期にぜひこの早大受験講座を活用していただきたいです。

2/23のスポーツ科学部入試小論文が、一連の早大入試の大トリを飾ります。その23日までは「23年度直前講習」として、そのスポーツ科学部小論文と20日の政経学部「総合問題」対策の二枚看板で(「試験日前日」の受講は承れませんが)、私の方も最後まで諦めず受講生を募集します。もちろん、早大入試の基本である英語・国語での受講も大歓迎です(総合問題・小論文と英・国の組み合わせも可能です)。