本講座の「存在理由」

2023年度の早稲田大学の入試は2月23日までで、当講座は2月24日から「春期講習」という形になります(「通常型」でも「講習型」でも受講可)。今年度早大入試日程が終了するまで、残すところ1ヵ月に満たないわけですが、それまでは可能な限りぎりぎり前まで「直前講習」として受講生を募集します。

この早大入試直前の段階で、始めて間もない本講座の存在理由は一体何でしょうか。もちろん、私は勉強と研究が好きだから生業にしています。それに加え、院試の準備も含め、複数の予備校に通い、そこでの授業に感銘を受けてきましたが、早稲田大学に入ってからの経験を通じ、自分が予備校よりもよく教えられる部分は少なからずあると確信しています。

また、以前にも書いたように早稲田大学学生の出身地域の偏りという問題に関心があります。そして自分自身が入学し、そこで学んでみて、早稲田大学に入って本当に良かったですし、「入る価値のある大学」だと断言できます(もちろん「楽園」などでもありませんが)。

ただ、早稲田大学の入試は非常に厳しいものがあります。早稲田に入学すれば、伸びやかな一面もあることを感じ取れると思いますが、その「関門」としての早大入試の難易度・要求水準は非常に高いものがあります。

そして何より、地方からの受験生は、不慣れな都市部の環境で、長距離移動の負担を伴いながら、厳しい競争の場に身を投じることになります。このような状況下で、地方からの受験生にかかる精神面での負荷は極めて大きなものとなりえます。私が実際にそうでした。

その背景には、「入試直前期」の精神面の自己管理が十分ではなかったことがあります。もちろん家族の支援あっての受験でしたし、予備校も温かく接してくださいました。ただ個人的に、前年までは出題されていなかった形式の問題に対応できなかったのを引きずったまま、精神的には限界を超えた状態で連日の入試に臨んでいました。

なので、これから「直前講習」として受講してくださる方には、「勉強面」では直前でも可能な限り効果的な方法をお教えするとともに、「精神面」では入試直前期や当日に「不測の事態」に出くわしても、自分で克服し、自分で立て直せるような「強靭な精神力」をどう身につければ良いかを、私の苦い経験をふまえたアドバイスもしつつ、一緒に考えていきたいと思います。

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