「偏差値」について

本講座では、一定以上の模試「偏差値」を受講要件としています。「偏差値」という時に最も念頭に置いているのは「河合塾」の模試偏差値です。

かつてはその河合塾と代ゼミの模試偏差値とではほぼ互換性があったと記憶していますが、それが今では河合塾と東進とでなのかもしれません(代ゼミ模試はかつてほど広く実施されていないのは存じています)。

「偏差値」という語に抵抗感を抱く方もおられるようですが、偏差値自体は全くもって「価値中立的」で、「点数」や「順位」と比べてどちらが「残酷」かは自明ではないと思います。

もちろん私は、「偏差値至上主義者」でも「学歴至上主義者」でもありません(学歴軽視や「学歴は関係ない(=学歴に意味はない)」という主張も論外ですが)。学歴「だけ」で、ましてや偏差値だけでその人の社会的な価値が決まるなどというのはあり得ない話です。

ただご自分のその時点での実力を「客観的に知る」上で偏差値は非常に重要で有用な指標です。志望校判定も、偏差値に基づいて行われるものと理解しています。

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