本講座の想定問答集⑨

Q1: つまるところ早大に合格するには何が一番重要なのか。

A1: 入試科目につき、「高校で学ぶ基本」を徹底的に理解・習得しているかどうかです。ただそれ「だけ」では一般入試での合格に届きません。現役の高校生で、高校の内容を三年間完全な独習のみで完璧に身に付けるのはまず不可能ですし、私立を除いては、「高校で有意義な早稲田対策がしてもらえるだろう」という、私のような無惨な当て推量は決してなさらないのが賢明かつ安全です。本講座は、最上位校でも基本の重要性を理解し、それを決して疎かにはしたくないという方と、準上位校・非上位校であっても基礎が身に付いていて、向学心の極めて旺盛な方に最も適した早大受験講座です。

Q2: GMARCHレベルのコースは提供してもらえないのか。

A2: 併願受験の形としては、早稲田と関わりの深い、立教・学習院・日本女子大学との併願を特に推奨し、これらの3名門私大の入試過去問やそれと同レベルの問題を「早大受験講座の中で扱う」という形にさせていただきました。

本講座の想定問答集⑧

Q1: 自分の高校は茨城県でもトップクラスの進学校で、早稲田の合格者も非常に多いので、特別な対策の必要性を感じないのだが。

A1: 私自身もかつてそう思っていましたが、非常に問題のある考え方です。早大合格者全体から高卒生合格者の数を引けば、現役合格者の数はすぐにわかりますが、その数字は当然早稲田の複数学部合格者と最上位国立大学との併願合格者までをも含む「延べ人数」ですので、最上位進学校でも、特に現役での早大合格がいかに容易でないかがおわかりいただけると思います。また、ご自分の高校の早大合格者数を過信して対策を怠れば、その現役の年で合格するには「客観的に」すでに手遅れになっているという、「高すぎる代償を払う」おそれがあります。そして時を同じくして、その実力の不足に気づかないままに、高校では取り立てて早稲田対策はしてくれないのだな、などと感じながら「奇跡」を信じて受験に突入してしまうという、悲惨すぎて目も当てられないシナリオに陥るおそれすらあります。まさに私がそうだったわけですが、本講座受講者の方には、私が現役生だった時と同じ轍は決して踏ませません。

Q2: 模試の成績も悪くなく、早稲田を受けたいという気持ちはあるものの、自分の高校からは早稲田に合格する人は極めて稀なので、この講座を受けるかどうか以前に不安があるのだが。

A2: ご自分が学ばれている高校のこれまでの早大合格数はあまり大きな要素ではなく、重要なのは最上位・上位進学校でなくとも、基本が身に付いているか否か、基礎学力が十分か否か、ということです。ご自分の学力の基本・基礎が強固なものであるという自信があり、実際にそうであるなら、その上で早大入試に向けた応用的な知識とアプローチを身に付けるのは比較的容易です。また、ひとまずは比較的手の届きそうな学部・学科を志望することから始めて、漸進的な成績向上をはかりつつ、より高難度の学部・学科志望へとシフトしていくことも今の時期からであれば十分可能です。

本講座の想定問答集⑦

Q1: 「料金の安さ」を自認しているようだが、すごく安いとも思えないが。

A1: 「価格破壊型」の映像授業と比べてしまうともちろんそうですが、予備校や塾に比べれば非常に廉価です(特に「集団指導形式」が)。「価格」は「質」とのバランスが大事で、特に難易度の高い学部・学科につき、誰でも手軽にできる対策「だけ」をやって挑んできた受験生を、早稲田大学が何の手を打つこともなくすんなり招き入れるなどということは期待しないのが賢明でしょう。また本講座は対面授業で、進路相談も充実させるかたわら、受講料以外の項目で何かと追加的な費用が掛かってくるというようなこともございません。

Q2: 「早大一般入試の3科目」を一人で教えるということなど本当にできるのか。

A2: 確かに、そのような一見無謀とも思えることをする人は私のほかにあまりいないと思いますが、本講座にはそれを十分可能とする「早大入試の総合対策講座」としての「独自の工夫」がございます。早稲田大学は「楽に」合格できる大学ではありませんが、入試3科目の効果的で効率的な対策と、総合的な実力向上により、受講者の方々を合格へと導ける絶対の自信がございます。

本講座の想定問答集⑥

Q1: いろいろ長々と書き連ねられても、まだ十分に信用できない。

A1: 無料の体験授業を受けたからといって、受講は必須ではなく、その後でしつこく宣伝・勧誘することもありません。また、講師自宅での実施であれば、「お名前」・「学年」・「電話番号」を控えさせていただくだけです。まずは体験授業だけという場合には、「成績」と「高校名」は口頭で伺うだけにとどめ、成績基準もそれほど厳格には適用致しません(どんなに少なくとも偏差値50以上ではあっていただきたいですが)。本講座は信用を重視し、「嘘」・「安請け合い」・「誇大広告」などで高校生を中心とする受講者の方々をミスリードするなどということがないよう注意しながら運営してまいります。

Q2: 「受講期間」はどれくらいのが望ましいのか。

A2: 受講される時点での基礎学力がどの程度かによりますが、現役生か高卒生かを問わず、4月から早大入試までの「1年」を継続して受講していただくのが望ましいです。当然ながら、受講開始時期が早大入試の時期に近づけば近づくほどますます、基本がすでに身に付いていることを前提とした応用的な内容から学ぶことになります。また、受講要件の偏差値基準のハードルも高くなっていきます。偏差値70以上で非常に要領のいい方であっても、本講座の提供するアプローチを「体得」できるまでには少なくとも3~4ヵ月は必要でしょう。

本講座の想定問答集⑤

Q1: そもそもこの講座は実在するのか。

A1: 間違いなく実在しております。まず無料の体験授業を受けていただければ、それを実証できます(当然ながら、体験授業を受けられても受講は必須ではありませんし、その後しつこく宣伝したりも致しません)。

Q2: テキストは市販のものを用いるようだが、それで本当に指導に「違い」が出せるのか。

A2: 本講座は「予備校+α」をたえず追求するということを繰り返し述べています。その上で「テキスト」は、あくまで「素材」としての性格が強く、それを著された・編まれた方の全くの意図通り杓子定規に解くのではなく、本講座が効果的・効率的だと考える方法で、取捨選択や深掘り、補足説明などもしながら活用するというのが基本方針です。

本講座の想定問答集④

Q1: こちらから希望しても、受講を断られることはあるのではないか。

A1: 「受講要件」で基準は明確に示しておりまして、大手予備校模試で「偏差値56以上」の方であれば、よほどのことがない限り受け入れさせていただきます。ただ、受験そのものについて考えることすら親御さん任せで、親御さんに引っ張られて嫌々ながら来る方(高校3年生以上の方でまさかいないとは思いますが)や、早稲田大学のブランド的価値に「しか」興味のない方、「受講にあたってのお願い」(基本的に形式的なものです)にご同意いただけない方には、本講座の提供をお断りさせていただきます。

Q2: 受講料が安い(安すぎる)のがどうしても不安で、実は他の項目でたくさん費用がかかるのではないか。

A2: 諸費用を含めた受講料以外の費用はかかりません。テキストについては、当講座指定のものを基本的にご自身で購入いただきます(単語帳・文法書などは、特定のものをあくまで「推奨」させていただきます)。「早大プレ」模試についても、義務・強制ではありませんが、受験を強く推奨させていただきます。自習環境と駐車スペースといった面では正直難がありますので、その分料金はお安くさせていただいております。

Q3: 大らかで自由度が高そうに見せておいて、実際には管理が強く、義務・強制が多いのではないか。

A3: 私は個人的に、管理や強制といったことが好きではありませんし、それらが早大合格にむけた成績向上に好ましいとも思えません。また、「義務」といったところで、本講座は公的な組織ではありません。ただし、早大合格のために突き詰めないといけないことは、徹底的に突き詰めて身に付けていただきます(それすらも「強制」によるものではありませんが)。

本講座の想定問答集③

Q1: 予備校との教え方の違いがよくわからないが、どこがどう違うのか。

A1: 具体的な指導方法については、この場で書くことはできません。体験授業や初回相談ではある程度お話しできます。私自身、予備校の授業に感銘を受けてきましたが、それらの授業も決して「完全無欠」ではありませんでした。ですので、私はその予備校の授業を「ベース」に、「自分ならここはもっとこうする」というような改善を積極的に施していきます。もちろん総体として、本講座の方法はオリジナルのものです。それを創り出し、具現化させられるだけの経験を積んできています。ですが、その私の授業も当然ながら「完全無欠」にはなり得ませんので、そこにこそ受講生の方々が、本講座の指導を参考・インスピレーションとして「自分だけの、自分にとって最適な勉強法」を発展させ、確立できる余地と必要性が生まれてくると考えています。

Q2: このような一地方の、個人運営による小規模な講座から、本当に早稲田大学に合格できるのか。

A2: 早稲田大学への合格を100%保証することまではできません(偏差値72~73以上で、かつ対策が身に付いている方なら、その本来の実力をそのまま出せれば、ある程度余裕をもって一般入試に合格できるでしょう。特に政経学部にある程度余裕をもって合格したい場合には、偏差値74~75以上必要でしょう)。ただ、本講座を受講してくださった方が、まず「偏差値65という壁」を乗り越え、早大入試に臨む上で必須の知識・技能とアプローチを身に付け、重圧に押しつぶされることなく、試験当日に「攻め」の気持ちで入試問題に挑めるための指導を毎回責任を持って全力で行います。

本講座の想定問答集②

Q1: そもそもこの講座の「売り」は何なのか。

A1: 「予備校+α」での早大受験対策を、楽しくわかりやすい授業として、手頃な料金で提供できる点です。また、自分が担当させていただく受講者の方々が必ず早稲田に合格できるよう、責任と質の高さが伴った指導を提供していくという意志の強さでは誰にも、どこにも負けません。

Q2: なぜ「数学」は提供していないのか。

A2: 指導可能科目は、自分が自信と責任を持って担当できるもののみに限っているためです。ただ、数学は今も勉強していて、担当可能だと判断できる段階で、指導可能科目に追加する可能性はあります。早大入試を実際に数学で受験するかどうかを問わず、数学は自ずから重要です(特に社会科学系の学部・学科において)。ただそれにもまして、早稲田大学での専門的な講義を有意義な形で受講するには、歴史や哲学・思想についてのハイレベルな知識を身に付けておくことが極めて重要です。

Q3: 具体的にどういう受講生に適した講座なのか。

A3: いくつか思い浮かぶ受講生像を以下にお示しします。

・今のところはGMARCHの大学を志望していて、その水準には努力すれば何とか自分でも到達できそうだが、やはり早稲田にも関心があるという方

・自分が受験する早大入試科目に限っては、東大合格者をもしのぐ実力を身に付けたい方

・最上位の進学校や私立特進コースで学んでいるが、その高校での授業に十分ついていけているとまではいえず、偏差値でも65に届いていない方

・予備校と同等以上の授業を、家から近い場所で、かつ安価で受講したい方

・上位進学校でなくとも、成績上位で、ご自身が高校で学んだ基礎はしっかりしており、そこからさらに高度な内容を積極的に学んでいきたいという方

・スポーツ・文化活動等の分野で、すでに非常に優れた実績・実力があるものの、勉強でも決して手を抜かず、学ぶということもずっと継続していきたい方

4月からの授業内容について

本講座は、4月からは講習ではなく「通常授業」の期間になり、当然ながら授業の中身も異なるものになります。4月は、早稲田の入試問題やそれと同等のレベルの問題は扱わず、1,2年生までの内容の理解を確認しながら科目内での弱点を的確に補強しつつ、改めて基礎から固めていく方針です。

早稲田の入試問題よりは易しい内容のものになりますが、重要な基礎を扱います。4月から基礎を固めつつ徐々に内容の難度を上げていくことで、無理のない形で早大合格に必要な学力の水準に到達できるよう工夫を凝らしていきます。

ただ、4月5日までであれば春期講習の内容での授業を提供できます。

本講座の想定問答集①

Q1: この講座はすごく「厳しそうな」印象を受けるが、実際どうなのか。

A1: 本講座を「厳しく」するつもりはありません。その根拠として、まず「義務的・強制的な」宿題は一切ありません。また、本講座は受講者の方々の「モチベーション」(やる気)を極めて重視します。入試直前期を除いては、良い意味でのんびり・ゆっくりと、でも授業の質とレベルは高く、でやっていく方針です。ただ、早稲田大学の入試問題は相当「難しい」ので、前提条件としてそれに立ち向かっていけるだけの意志と基礎学力は必要です。

Q2: この講座はなぜ「90分」ではないのか。

A2: 私自身も、90分での予備校や大学の講義を受けてきました。ですが、塾業界に身を置いてみて、90分は正直長すぎると感じました。ただ、直前期の授業は90分にすることも考えています。早稲田の入試の英語・国語は90分であることが多いですので。

Q3: この講座の受講料は安いようだが、授業の「質の面」で問題はないのか。

A3: 本講座は、質の面では「予備校+α」をたえず追求してまいります。また、「個人事業」ですので、自ずと「中間マージン」(中抜き)のようなものは排した価格になります。体験授業もございます。

Q4: なぜ「塾」ではなく「講座」なのか。

A4: 複数の指導形式で柔軟に運用していきたいためです。ただ、受講者の方が増えてきて、当事業の規模も大きくなってきたら、「塾」へと名称変更するつもりです。

Q5: なぜ「高校生(以上)」だけが対象なのか。

A5: 人生において「入試」という名がつく試験の中で、「大学入試」こそが一番重みのあるものだからです。私自身、自分が卒業した高校に入れさえすればあとは何とでもなると思いこんでいましたが、それは大きな間違いでした。私がこの講座で一緒に学ばせていただく方には、高校は楽しくても、人生の「ゴール」だとは決して思っていただきたくないですし、専門の予備校以外の一般的な塾では付随的に扱われがちか、そもそも対象でない場合が多い高校生の指導にこそ注力したいと考えています。