本講座の想定問答集⑩

Q1: なぜ駅に近い市街地のような場所で開業していないのか。

A1(この記事の以下すべて):

私個人の開業時の資本が極めて乏しかったのも大きいですが、いくつかの目的・狙いがあります。まず、自然豊かで静かな環境のもと、質の高い学びの「機会」と「場」を提供したいという強い思いがあります。早稲田周辺も閑静で緑が多い環境にあります(高田馬場にはまたそれとは違った魅力がありますが)。

また、私も「早稲田大学と地方」の問題に共鳴し、「一地方」から優秀で高い志と明確な問題意識を持った学生の方々が早稲田に進まれる手助けをして差し上げたいです。「自分も早稲田を受けてみよう」と思う方が増え、そういった方々に、早稲田にふさわしい対策と勉強法を身に付ければ、変に苦しんだり無理をせずとも合格できることをぜひ実感していただきたいです。早稲田大学は、本当にレベルと質の高い授業が多いですし、かすみがうら市とその周辺からなら電車で通うことも不可能ではないです(現に私はそうしていました)。

かすみがうら市やその周辺にも映像授業の予備校や塾は少なくなく、駅に近い市街区域のような利便性の高い場所は、すでにそういった予備校・塾が押さえています。また、私自身がかつて生徒としても身を置いてきた、この地域の塾業界全体の傾向として、あまりにも「高校入試」に力点が置かれすぎてきたのは問題だと感じます(公立中高一貫校対策も急速に普及してきています)。

なので私はいっそのこと、「大学入試」の、しかも早大入試の専門対策講座という、責任重大でリスクも小さくない、私の周りで誰もやらなそうなこと(私にとってはすごくやりたいことです)を、誰もやらなそうな「一地方」の環境のもとで形にしていきます。そして、そうすることで地域の市場に参画し、地域社会に貢献してまいります。

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