6月からの受講を強くお勧めする理由

本講座の受講は、「6月から」という形を最も強く推奨いたします。なぜなら、7月から受験勉強を本格化するのは「いたって普通」のことだからです。以前にも書きましたが、早稲田大学は、一般的な人が、平均的な高校でごく普通に勉強した「だけ」では、およそ太刀打ちできるような大学ではありませんので、どう「違い」を生み出すかが重要になってきます。

その「違い」の生み出し方にはいろいろな形があるにせよ、少しだけ早いタイミングから対策を始めておくということであれば(もちろん早ければ早いほど良いというわけでもありません)、人並み外れた才能・能力がなくとも難なく実践が可能です。

6月15日までに家庭教師形式での受講を決定してくださった方には、8月まで1回1コマの受講料を「1650円」とさせていただきます。ぜひ6月から一緒に楽しく学んでいきましょう。6月からの受講で、早大入試当日に、「穏やかな心」と「攻めの気持ち」で試験問題に臨める指導を提供できる絶対の自信があります。

地域探求・貢献入試要項の公開

地域探求・貢献入試の要項が、5/26より公開されています。受験を希望される方は少しづつでもしっかり読み込んでいきましょう。

一般入試の枠が狭まっている中、地域探求・貢献入試は「地方の学生」にとって大きなチャンスです。万一、同入試での合格が適わなかったとしても、一般入試に向けた非常に貴重な経験を積むことができます。他方、地域の問題にそれほど大きな関心のない場合には無理して受験せず、一般入試や他の方式に注力しましょう。

早稲田は難易度の高さとともに、大学の「カラー」が非常にはっきりしているので、入試準備の段階からそれに少しづつでも慣れていく必要があります。

地方について考える際、「中央」としての「都市」とどう向き合うかという問題は決して避けて通ることのできないものです。本講座は、受講者の方が独自に見い出した特定的な「地域の問題」を限りなく尊重いたします。その上で、地方と都市の関係のあり方についてぜひ議論を深めていきましょう。

ハンドボールと早稲田

かすみがうら市(特に千代田地区)やその周辺地域(特に行方市麻生地区)ではハンドボールが盛んです。本講座では、早稲田大学での勉学とハンドボール部での活動を両立させ、そのことを良い形で将来に繋げていきたいというの方の受講を大いに歓迎いたします。

世界で最もハンドボールが盛んなのはヨーロッパ(大陸ヨーロッパ・北欧諸国)で、ハンドボールで現在世界最強なのもフランス・デンマーク・スペインといったヨーロッパ諸国です(女子もほぼ同様)。私もヨーロッパで現地調査をしていた時、ハンドボールの試合がゴールデンタイムに放映されていたのが非常に強く印象に残っています。

体格差などの壁は大きいものの、日本からも欧州リーグで活躍されている選手もいて、今後も増えていくものと思われます。その際大事になってくるのが、英語に加えて現地の言語と、ヨーロッパ諸国・EUの政治・歴史・文化についての知識です。早稲田大学でなら、どこにも引けを取らない形で、これらの知識を習得できる環境が整っています。

早稲田のハンドボール部の活動・成績をつぶさにフォローできているわけではないですが、早稲田が関わるスポーツの試合ではもちろん早稲田を応援します。

ハンドボールだけに限らず、スポーツ科学部志望者だけにも限らず、早稲田での学びとスポーツを両立させ、世界に羽ばたきたいという意志を持っている方の受講を心待ちにしております。6月から受講していだだくことこそが「付加価値」(受講者の方にとっての)が高いです。

「合格保証」について

※受講開始時に偏差値60以上の方のみが合格保証の対象です。

本講座の受講を「6月10日」までに決定してくださった方への「合格保証」として、本講座を真面目に継続的に受講してくださったにもかかわらず、もし万一今年度での合格が適わなかった場合で、かつ、翌年度も本講座を受講していただける場合、翌年の授業料を「5ヵ月分免除」させていただきます。

「合格保証」の適用は7月末までで、6月10日~6月末までの受講決定であれば、上記と同様に翌年の受講料の「4ヵ月分」を免除、7月中であれば「3ヵ月分」免除とさせていただきます。

また以前にも書きましたが、6月中に受講を決定してくださった方には、同月の受講料から400円を値引きさせていただきます。

さらに、初回相談と、そこでの「受講にあたってのお願い」の確認といった手続きの簡素化にも努めてまいります(初回相談を「30分」以内で完結するのが理想であり目標です)。

※7月からは集団指導形式の受講料は1回1コマ1500円になります(来年度も3~6月までは1450円とする予定です)。

受講希望のご連絡をいただくに際して

本講座の初回相談は「三者面談」の形式をとりますが(不必要に堅苦しいものにするつもりは全くございません)、メールにて受講希望のご連絡をいただく際には、是非とも「受講希望者の方ご本人」からご連絡をいただきたいです。そうしていただくことこそが、他ならぬ「自分の受験」を自分自身の力で最後までやり遂げる極めて重要な「きっかけ」の一つになるためです。

是非、受講希望者ご本人の方からの積極的なご応募をお待ちしております。

ここ最近の早稲田について思うこと

早稲田大学では、今年度4月より「100分授業」となっています。私は個人的に、この措置をあまり好ましく捉えていません。確かに、「講義」に「演習(ゼミ)」の要素をもっと持ち込んだり、講義の半ばに休憩をはさむことも可能でしょう。ですが、それらは私の恩師のお一人である教授が「90分」の枠で十分になされていたことです。

それより私が問題だと思うのが、「ゼミ」の時間が野放図に延長されてしまうケースです。ゼミの長さが、2時間30分~3時間以上になってしまうようなケースは正直尋常ではないと思います。自己充足的な「ゼミ」という場で、「長時間」の問題を提起するのは、「やる気のない人・音を上げた人」のように捉えられてしまうおそれを感じるため、なかなか難しいものです。個人的に、ゼミの時間の延長は30~45分から、どんなに多くても1時間程度が適当だと思います。

さらに問題なのが、ゼミが5・6限等の遅い時間に開始されるケースでの、ゼミ時間の延長です。横浜や千葉からの通学であっても1時間以上かかるのでしょうし、特に女子学生の夜間の1人歩き(特に終電やそれに近いような時間での)はやはり望ましいとは言えないでしょう。常磐線で通学するようなケースならなおのことです(おそらく今でも早稲田に「22号館」はあるものの)。早稲田には「議論」の良き伝統はあるにせよ、それは「長時間」と必ずしも結びつく話ではないと考えます(いわゆる「論破」とも)。

早稲田大学による、いわゆる「大学10兆円ファンド」への申請については良かったと思います。若干無礼な書き方にはなりますが、「何で早稲田が?」(私立大学による申請は早稲田と東京理科大のみ)と思われる状況での採用となれば、逆に「儲けもの」だからです(あくまで今現在早稲田大学と何ら直接的な関わりのない個人の見解です。またその上述の点について、茨城県の魅力度ランキングの話に近いものを個人的に感じています)。

英文翻訳も承ります

本講座では、一般的な英文の翻訳も承ります(小説・詩などは除く。学校の課題等も除く)。英語→日本語・日本語→英語のどちらでも可です。1件1単位につき1450円(1単位=早大受験講座1コマと同等の作業量)で、その他の条件等はご相談ください。かすみがうら市内が優先です。

また、TOEIC対策もTOEFLⓇ・英検Ⓡと同じコマで提供可という形にさせていただきます。

7月・8月の授業方式について

本講座は、7月・8月の授業も週2回か3回という形式で運営してまいります。その理由として、無理のない一定のペースで学習を継続していくことこそが最も重要だと考えるためです。また私自身、高3の夏ごろに、体調面でも精神的にも大きく調子を崩した経験があります。そしてそれとほぼ同じ時期に、早稲田の現代文の問題(ある年のある学部のもの)に出会い、「鈍く重い衝撃」を受けました。もちろん皆が私と同じなどということはあり得ませんが、「夏休みの存在理由」も考えなければなりません。

現役生の方に関しては、GW明けから6月中の早い時期に受講を開始していただくのが理想的です。

高校入試で「燃え尽き」ても

私の住んでいる地域やその近隣では、「高校への進学」につき、まだまだ県立志向が非常に根強いと言えると思います。かく言う私も当時、自分が実際に入った県立最上位校に合格することこそが、「人生の至高の目標」であるかのような思いで勉強をしていました。そして、高校では100%とは言わないものの、事実上燃え尽きていました(私が住んでいる地域や近隣の学習塾も、県立高校入試が「クライマックス」として設定されているケースがほとんどのように思えます)。高校3年から20歳くらいまではまさに「暗闇」のどん底にいました。

現役での合格には遠かったし、入ってから辛く嫌な思いも経験しましたが、それでも今振り返ってみると、私にとって早稲田は「希望の灯」のような存在だったという気がします。受かりそうでなかなか受からないけれど、それでも正しい努力を積み重ねて臨んだ時は、それにはしっかり応えていただけましたし、むしろ私自身が考えていたよりもずっと良く、私にとって最適な方向(学部)に導いていただきました。

そして今では、「早稲田」という、一見届かなそうな高い目標をあえて掲げることは、私と同様の高校入試での「燃え尽き」を乗り越えられる「道」となれると強く信じることができます。

中国の作家である魯迅は、小説『故郷』(ご存知の方も多い作品だと思います)の最後で、「希望」とは「地上の道」のようなものであると書かれています。そして、多くの人が歩くことによって道ができる、と。

僭越ながら私は、本講座から多くの方が早稲田へと歩まれ、地域からでも合格できるし、むしろ地域からだからこそ合格できると実感のできる講座にしてまいります。

地域探求・貢献入試について(再)

「地域」の講座である本講座は、「地域探求・貢献入試」の志願者の方も大いに歓迎し、かつ、その対策を非常に重視するということはこれまでも繰り返し述べてきました。

「地域探求・貢献入試」の対策は、「家庭教師形式」で、「小論文」(提出書類と論述試験の総合的対策)のコマを「毎週」実施し、共通テスト対策までも含めた『英語』と『国語』を「隔週」で交互に実施するという形で、綿密に行います。またオプションとして、集団指導科目との組み合わせにより、一般入試までも視野に入れた対策も可能です(むしろ、一般入試対策まで視野に入れていただくのが基本方針です)。

「地域探求・貢献入試」は、首都圏・一都三県からでも受験可能ですが(この点、試験の名称変更後もおそらく変わらないでしょう)、この入試については、本当の意味での「地域」に属する本講座の受講生が、首都圏の受験者よりも明白に質の高いパフォーマンスで勝ち抜けるだけの対策を行います。特に「地域」が抱える問題への強い問題意識に基づいた優位性を、入試本番でもいかんなく発揮されるというのが、むしろ当然のことです。

「地域探求・貢献入試」の要項は6月上旬に発表予定とのことです。受験予定の方は、このGWをどう有意義に過ごすかというのは後々決定的に重要になってきます(私は「休むな」などと言うつもりは全くありません)。本講座を受講してくださる方には、早大受験対策の「ペースメーカー」として、中長期の休み期間についてを筆頭に、「時間をどう有意義に活用すればいいか」についても、詳しく具体的なアドバイスを提供してまいります。