『倫理用語集』について

山川出版社の『倫理用語集』の新版が12月26日に発売されます。清水書院の倫理用語集も良いですが、個人的に「見やすさ」では山川の用語集の方が優れていて、頭に入ってきやすいです(『政治・経済』に関しては、清水書院の用語集の方が、説明が非常に詳しいです)。

早大入試現代文、特に法学部の入試現代文では、高校倫理で学習の対象となる「現代思想」の知識があれば大いに読解の助けとなります。

「一般入試」での活用の機会は基本的にない『倫理』という科目ですが、そこでも間接的に活かせる機会はあり、入試という枠にとどまらず、生涯を通して哲学・思想について学びを深めていける科目でもあります。

高校1,2年生向け英語について

本講座では、高校1,2年生向け英語の受講者も随時歓迎しております。

特に県立上位校や私立特進クラスの方(そうでない方も歓迎)で、「中学まで英語はすごく得意だったのに、高校に入り壁を感じている」という方の受講を歓迎いたします。

日常授業の予習・復習、定期・実力テストと模試対策、英検Ⓡ・TOEFLⓇ対策や早大(レベル)入試対策はもちろんのこと、それらに止まらず生涯に渡って英語の学びを深めていき、自らの生活の中で活かしていける英語力を涵養することが目的です。

英検Ⓡ準2級レベル以上の中3生も歓迎です。

「駆け込み」受講歓迎いたします

今年度の早大入試を間違いなく受験するつもりだ、という方の「駆け込み」受講も大いに歓迎いたします。「受験予定」という要件のみで即時受講可といたします(成績・偏差値は参考として拝見させていただきます)。

予備校に通っている方は、同じく予備校に通っている人たちとの差別化が図れます。予備校に通っていない方でも、早大入試の突破のために必須の基礎知識・アプローチと、心構えが短期間でも体得できます。

改めて、この「早大受験講座」の存在意義

正直な話として、本講座より「上手い」授業を展開できる予備校講師はおられるでしょう。しかしながら同時に、本講座よりも、早稲田大学での学びを広げ深めていく際に求められる素養・能力が身に付く授業を見つけるのも非常に困難でしょう。

早稲田大学を受験するつもりだけれど、受かるかどうかは不安で、それでも絶対に諦めたくないという方の受講であればいつでも歓迎いたします。「早稲田大学に合格し、そこで存分に学んだ人生」を是非つかみ取り、歩んでいきましょう。そして、「地方」からの早大受験が決して「ハンデ」などではないことを実証しましょう。

受講要件について②

早稲田大学入試の受験経験のある方、あるいは早大模試を受けたことがある方についても、その事実を示すものをご提示いただければ、本講座を即時受講可といたします。

9月からの受講は非常に望ましく、歓迎いたします。10月以降からの受講でも、ご自分の入試問題へのアプローチや勉強の仕方が妥当なのかの確認や、さらに実力を積み上げ早稲田に入学してからも上位で学力を継続的に伸ばしていきたい方のお役に立つことができます。

受講要件について

本講座の受講要件は、基本的に模試偏差値としています。ですが、他の予備校や塾で「早大クラス」の授業を受けている、あるいは受けていた方は、その事実を示すものを提示していただければ、本講座を即時受講可能とします。

そうすることで、早大入試対策のために予備校・塾に行っている人たちに対してさえも「違い」を生み出すのが狙いで、それができるだけの絶対の自信が本講座にはございます。

お盆明け・9月に向けて

本講座は9月より、早大入試対策に注力します。ですが、高校1,2年生や中学生向け英語の受講も随時歓迎しております。また本講座は始めてまだ日が浅く、受け入れ枠にも十分余裕がありますので、こちら側から提示していない科目でも「~を教えてほしい」というご希望がおありでしたら承れる可能性がございます(但し、小学生・「中学受験」の指導や、一般的な塾で十分対応可能と思われる科目・内容は除きます)。

お盆明けや9月からというのは、受講のタイミングとしては非常に良い時期ですので、無料体験授業やご質問と併せて、是非お気軽にご連絡ください。

夏休み期間での下見のすすめ

以前にも、「下見」の重要性について書きました。その下見は、やはり高校の夏休みに行っておくのがベストでしょう。極端に暑くなりそうな日などは避けつつ、ぜひこの夏に、早稲田大学への小旅行としての下見を計画してみてください。

ただ、早稲田大学もお盆は長期休業となりますので、第一志望の学部のHPで、その学部事務所が開いているかどうか確認してから行きましょう。

そのことと関連して、早大生協の書店(や学食)の営業日などもウェブ上で確認できます。書店では、早稲田でしか買えない、早大入試対策に役立つ書籍が見つかるかもしれません。こちらもぜひ確認してみてください。

今日のような酷暑の日だった場合には、以前にも紹介させていただいた、神田川の向こうにある関口芭蕉庵や椿山荘庭園を訪れれば「涼」を感じることができます。

また、超上級者向けコースとして(私もそんなに何度もやったことはありません)、JR南千住駅から少し歩いて三ノ輪橋駅から都電荒川線に乗れば、終点の早稲田駅までの「全区間」を乗車することができます(荒川線はどこで降りても同一料金)。こちらについては、下見それ自体ほどにはおすすめしません。

最後に、地下鉄東西線と都電荒川線とでは、いずれも早稲田大学最寄りの「早稲田駅」でも、場所は違っており、互いに離れたところにあるのでご注意ください。

『政治・経済』について

2024年度の早大法学部一般選抜(一般入試)でも、『政治・経済』は選択可能です。私自身は『日本史』での受験でしたので、あまり偉そうなことは言えませんが、『政治・経済』こそが法学部の講義内容に最も直結する科目です。「経済」分野の「計算問題」についても、一見「法学部」と何の関わりがあるのかと思われるかもしれませんが、法学部は公務員志望者も多く、その公務員試験では法律はもとより、「経済学」についても出題されます。

本講座の『政治・経済』は、早大英語・国語をセットで受講してくださった方に月3000円で提供させていただきます。早大入試は、英語と国語の対策だけでも相当タフなものがあります。ですので、本講座の歴史・公民科目では、コテコテの入試対策という形ではなく、休日に一息つきながら、テキストを一緒に読み進めていくという形にします(そのためもあって、歴史・公民科目の受講料をいっそうお安くしております)。

そしてそこでは、「法学」のテキストを用いて授業を行います。「法学」というのは、法律についての「総論」のことで、法とは何か、法律学とはどんな学問か、どのようにして法を学ぶべきか、といったことが焦点となります。高校生向けの「法学」の良質なテキストがすでに多く存在しており、その中でも私が最良だと考えるものを授業では一緒に読んでいきます。

「法学」のテキストで学ぶことで、『政治・経済』の日本国憲法や司法制度の箇所について、高校の授業よりもずっと深く学ぶことができます。「国際関係」と「政治」も個人的に専門分野ですし、経済分野の計算問題や、時事問題についてもしっかりケアしていきます。

『日本史』も同様です。大学の授業の内容にも触れられて、高校と大学を良い形で架橋(橋渡し)できる講座にしていくつもりです。

本講座だけの特長⑤:頑張らず効果的に

本講座のさらなる特長として、「頑張らず効果的に」というモットーがあります。「頑張らず」というのは、「努力しなくていい」という意味では決してありません。努力は絶対に必要であることを認めつつも、そうであるからこそ効果の上がる(=効果的な)努力をしなければなりません。効果的でない努力(=頑張り)の例としてすぐ思いつくこととして、自分の得意科目や得意な箇所ばかり勉強してしまうことが挙げられます。当然私も含め、誰しもそのような傾向はあるのではないでしょうか。

本講座では、7月・8月は、まだ早稲田の過去問を本格的に解くということはいたしません。7月・8月の過去問演習は「効果的ではない」からです。ただ、ご自分の第一志望の早大学部過去問をちょっとのぞいてみるのは非常に良いことです。本講座の7月・8月は、早大入試よりも少しだけやさしめの内容を扱うことで基礎を固め、9月からの本格的な早大入試対策へと効果的に結び付けていきます。

また、7月・8月はそもそも気候の面で、頑張りすぎてしまうとむしろ体にも精神的にもよくない時期です。そのため本講座は「講習期間」でも、通常と同じコマ数であり、基本夕方以降に授業を行います。そうすることが可能なのは、短い時間でも効果的な(=効果の上がる)指導を提供できるためです。