偏差値「61」以上を求める理由

当講座を受講していただく際に、入塾テストのようなものは一切ありませんが、受講要件として、通年・講習かを問わず、また志望学部・学科によらず「偏差値61以上」を要件にさせていただきます。

なぜ「60」ではなく、「61」なのか、それには複雑な理由があります。まず、私が受験した頃と比べて、参考書・問題集が非常に進化してきていて、映像授業も普及し、予備校的な指導法も相当程度、一般に浸透してきました。なので、そもそもどう勉強をすれば良いかが分からないといったようなことでなければ、偏差値60への到達はそれほど難しくないと考えます。

正直、早大受験で勝負できるのは、偏差値65以上から(特に政経・法)だと考えます。大手予備校が公表してくださる大学ごとの基準偏差値一覧を見た時に、早稲田の学部・学科間の差異が縮小し均一化の方向に進んでいる傾向が見て取れ、65前後に収斂しているのがわかります。

私の第一の仕事は、私が最も適切だと考える早稲田大学入試問題へのアプローチを、入試までに受講生の方々に身に付けていただくことです。その土台となる基礎学力は前もって身に付けておいていただきたいです。早稲田は「普通」では受からないので、そのため60から偏差値を1つ独力で上げて、まず「違い」を示してほしいです。

また、私自身塾講師の経験があるので、成績の向上に寄与したいという思いもやはりあります。65に設定したら明らかに横柄で、そもそもできる方だけを楽に教えたいかのようになってしまいます。よって、62か63辺りに設定したいのですが、何よりも「早稲田大学に必ず合格する」という「意志の要件」を、成績要件より重視したいために61とさせていただきました。

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